私は2019年7月からつみたてNISAを開始しました。
この記事を読んでいるということは、あなたもつみたてNISAを始めたばかりか、もしくは今から始めようと思っている人ではないですか?
1月から始めていればいいのですが、途中から始めている人も多いですよね?
そんな時、悩むのが
・上限まで積み立てを増額するべきか
・今年はもうすぐ終わるから来年から始めるべきか
・まだ資金に余裕がないからもう少し様子をみてから始めるべきか
などの選択があるかと思います。
結論から述べると
増額して上限まで積み立てた方がいい
です。
なぜかは後述しますが、そもそもの部分を勘違いしている人が多いように感じます。
この部分を理解していれば、自然と答えは見えてくると思います。
もちろん私は増額しており、今年は毎月約66,666円積み立て、上限の40万円を目指しています(^^)
目次
つみたてNISAの増額とは?
増額について
つみたてNISAとは年間40万円の非課税枠を毎月積み立て、最長20年間非課税にて運用できるという制度です。
1月に始めるのであれば、
毎月33,333円×12ヶ月=年間399,996円の積み立てになります。
毎月33,333円×12ヶ月=年間399,996円の積み立てになります。
もしこれが7月から始めたら
毎月33,333円×6ヶ月=年間199,998円の積み立てになります。
毎月33,333円×6ヶ月=年間199,998円の積み立てになります。
差額が約20万円
つみたてNISAは非課税枠が残っても来年以降に繰り越すことができないため、来年も40万円の積み立てしかできません。
そこで、増額設定を行うことで上限40万円まで非課税枠を使用することができます。
7月から始める場合は
毎月33,333円×6ヶ月+毎月増額33,333円×6ヶ月=年間399,996円となります。
毎月33,333円×6ヶ月+毎月増額33,333円×6ヶ月=年間399,996円となります。
これなら1月から始めた人と同様に約40万円の積み立てが可能です。
まさに私の場合がこれになります。
ではここで、疑問が一つ。
たった4円ではありますが、この4円は積み立てることができないのか?
安心して下さい!
ボーナス払いもあります(^o^)
ボーナス払いについて
ボーナス払いとは年に2回、月を決めてその月に「毎月の積み立て+ポーナスでの積み立て」ができる仕組みです。
例えば毎月30,000円の積み立てと6月と12月に20,000円のボーナス積み立てをしたとします。
毎月:30,000円×12ヶ月=360,000円
ボーナス:20,000円×2回=40,000円
合計:360,000円+40,000円=400,000円
ボーナス:20,000円×2回=40,000円
合計:360,000円+40,000円=400,000円
これで上限のちょうど40万円です。
4円も使えて気持ちいいですね(^^)
これを利用すれば、毎月の積み立てを下げて、ボーナスをもっと増やすこともできます。
あなたの無理のないプランを選んで下さいね。
ちなみにこれは
楽天証券でできます。
証券会社によって積み立てできるタイミングや増額、ボーナス払いの方法がちょっと違いますので、今から証券会社を選ぶ人はその点を確認してからがいいかもしれません。
つみたてNISAの投資ができるのは2037年までです
この記事作成時点では、2018年から始まった非課税制度「つみたてNISA」は2037年までで、つみたて期間も年々減少していくシステムでしたが、
これが見直され、投資期限を5年延長し2042年まで、またいつ始めても20年間の非課税優遇を受けられるように変更されることとなりました。
※金融庁 つみたてNISAの概要より抜粋
この図は金融庁で正式に発表されている図です。
になります。
では「非課税期間は20年間」というのは何か?
これは「買った年から20年間は非課税で保有できますよ」という意味です。
2018年の40万円なら2037年まで
2019年の40万円なら2038年まで
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2037年の40万円なら2057年まで
2019年の40万円なら2038年まで
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2037年の40万円なら2057年まで
このよに投資ができる期間ではなく、保有しておける期間だけのことを指しています。
これが最初に結論で述べた、「上限まで増額した方がよい」最大の理由になります。
すぐに見直されましたね(^-^;
40万円の違いはどれだけあるのか?
積み立て19年間、18年間の収益の差
では40万円の違いがどれだけあるのかシミュレーションで確認してみましょう。
まずは2019年1月から毎月33,333円を19年間積み立てたケースです。
19年間で約505万円の収益となっています。
次に2020年1月から毎月33,333円を18年間積み立てたケースです。
18年間で約444万円の収益となりました。
つまり差額は505万-444万=61万円
これから積立額の40万円を引くと
収益としては約21万円の差がつくことになります。
もちろんリターンの5%は前後しますし、投資期間によって若干の差はでてくると思います。
ちなみに2019年の12月に40万円投資し、2020年から毎月33,333円の積み立てをしたケースでも2019年1月から積み立てたケースと近い数値になります。
この差が2つ目の理由です。
1年の違いで21万円違ってくるのはでかいですよね。
私の1ヶ月分の給料ですよ(^-^;
なので私は預金に余裕がある人であれば、上限まで投資するのがよいと思います。
1年間の積み立てで税金に差がでるのか?
さらに、最後の1年の40万円を20年間、5%で運用を続けていた場合、20年後には約109万円になっています。
つみたてNISAで運用していれば、このプラス69万円に税金がかからずに全額収益となります。
しかし、通常の投資信託であればこれに税金が20.315%がかかり、
69万×0.20315=約14万円
が税金として引かれ、手残りは約55万円になってしまいます。
そのため、トータルでみると約35万円前後の差がつくことになります。
この差を大きいととるか小さいととるのかは、あなた次第ですが、たった1ヶ月でこれだけ変わるなら、私は上限まで増額することをおすすめします。
参考までに私のつみたてNISAの経過報告です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
②トータルで35万円の差がでる
以上の理由から
つみたてNISAは上限まで増額して積み立てた方がよい
というのが私の結論です。
ただし、あくまでも投資です。
あなたの預貯金・生活から無理してまでやる必要は全くありません。
余剰資金で当面使うことのないお金があれば、それを積み立てて下さい。
長期投資ができなければ、つみたてNISAのメリットが薄れてしまうのでご注意を!
少しでも参考になればうれしいです(^^)
私は楽天証券でつみたてNISAを行っています。
メリットとして
①100円からでもできる
②ポイントでもできる
③投資したらポイントもつく
④楽天市場のポイントも増える
⑤毎日つみたてもある
⑥楽天銀行と併用すれば楽天銀行の金利が常に0.1%になる
②ポイントでもできる
③投資したらポイントもつく
④楽天市場のポイントも増える
⑤毎日つみたてもある
⑥楽天銀行と併用すれば楽天銀行の金利が常に0.1%になる
などなど多くのメリットがあります。
もし証券会社で迷っている人は楽天証券をチェックしてみて下さい。
その前に楽天カードをお持ちでない方は、まずカードが必要です。
お持ちでない方は作っておきましょう。