今回は、米国株ブロガーとして有名なたぱぞう氏の初の著書
「お金が増える米国株超楽ちん投資術」の感想です。
たぱぞう氏は「たぱぞうの米国株投資」というブログを毎日更新されており、日頃から有益な情報を常に発信してくれています。
その、たぱぞう氏の書籍ですから、期待せずにはいられません(^^)
今回は、特に気になった部分を中心に感想を述べていきたいと思います。
第1章 たぱぞうの「お金の履歴書」
この章はタイトルの通り、たぱぞう氏の今までの株履歴が書いてあります。
いつもブログやTwitterを読んでいると、分析をしっかりし手堅い勝負しかしな人だと思っていましたが、若い時は意外とそうでもなかったようです(^-^;
そもそも祖父・父ともに投資に関わっていたこともあり、投資のサラブレットだったようです。
その影響か、かなりぶっとんだ投資をしていたようですが、そこはさすがのたぱぞう氏、資産は順調に増えていったようです。
読んでいると、もともと投資の才能というか、しっかり分析することは昔からだったようですね(^^)
そして昔から無駄遣いはせずに投資につぎ込んできたのはさすがだと思いました。
第2章 だから米国株でお金が増える
この章では、なぜ米国株がいいのか。
為替リスクをどうとらえるか。
今後の成長率はどうなるか。
分散することの大切さ。
などについて解説されています。
第3章 米国株投資はインデックスか、個別株か?
この章は個人的にすごく気になる章でした。
投資信託か個別株か
なぜなら私は今、つみたてNISAで楽天・全米株式インデックス・ファンドなどの投資信託を購入しているのですが、今後のさらに資産運用を考えた際に、どの選択をするべきか悩んでいるからです。
ちなみに私の今の投資状況はこちらです。
先月より始めたつみたてNISAの月間レポート2回目です。 前回のレポートはこちらからご覧下さい。 [sitecard subtitle=関連記事 url=https://minaoshiblog.com/tsumitate-nisa-rep[…]
この章を読むと、まず考えるべきことは将来目標としている金額を決めることです。
例えば20年後に1億円ほしいのか、5000万なのか3000万なのか、などです。
老後の2000万のために備えたい人であれば、月々約55000円あれば貯まります。
これなら、つみたてNISAとiDeCoを利用すれば十分に貯まるため、投資信託で十分な計算になります。
これが3000万になると約82000円、5000万だと約13万円必要になります。
年率4.5%の計算なので多少前後はします。
月々のお金が大変な人は30年後を目安にすると、5000万円でも70000円もかかりません。
そのため、自分の年齢や月々に使えるお金で判断する必要があるようです。
この考えでいくと私はインデックス投資で大丈夫そうです(^^)
投資信託かETFか
次の問題が投資信託かETFのどちらがよいのかという問題です。
簡単にまとめると
・毎月一定額を自動積み立てできる
・株の変動を気にしなくてよい
・確定申告をしなくてもよい
・好きな時に売買できる
・株の変動が気になる
・確定申告をすることで控除を受けられる
要するにいろいろするのが面倒な人は投資信託をチョイス
株に興味がでてきたらETFをチョイス
こんな感じです。
現在の私はやはり投資信託かなと思います(^^)
第4章 注目の投資信託、ETF
この章で具体的に買うなら、どの銘柄がいいのか解説されています。
この章かなりまとまっており、投資初心者にはとても参考になると思います。
私もこの章を読んで、ちょっとETFもいいかもなと思ったりしています。
経費率も書いており、やはりETFの安さが際立ちます。
とはいえ、それほど大きな差でもないですが(^-^;
第5章 たぱぞうの注目銘柄厳選15
今度は個別株の買い方とおすすめの企業を紹介してくれています。
もちろん投資は自己責任ですが、15銘柄に分散投資するなら、
もうこの銘柄全部買えばいいのではないかとすら思えてきます(^-^;
ただし、個別株も短期売買ではなく長期保有できそうな株を買うことがポイントのようです。
第6章 年代別オススメのポートフォリオはこれだ!
この章では、ざっくりと年代別に20~30代は債券3割、株7割といったように、おすすめのポートフォリオを紹介してくれています。
また、実際にブログ読者の方から寄せられた質問に、Q&A方式で書かれており、リアルな様子をイメージできとても参考になります。
第7章 米国株投資の実践レッスン
この章はおすすめの証券会社の紹介や、つみたてNISA・一般NISA、iDeCoについてどれがよいのかなどを解説してくれています。
また、売る際の出口戦略をどうすればいいか
おすすめの書籍紹介などもあります。
そして一番最後にたぱぞうの幸せ「米国株投資」あかさたな、というのがあり、上手いこと書いてあり、必見ですよ(^^)
まとめ
いかがでしたか?
米国株については、もうこれ一冊でいいのではないかと思えるぐらいの内容で大満足でした(^^)
投資上級者がどう感じるかは分かりませんが、初心者には十分すぎる内容で、米国株の辞書的な存在として、一家に一冊あるべき本だと思いました。
今後も何度も見返し、お世話になると思います(^^)
今から米国株を買おうと思っている人はぜひ一読して下さい。
それから、同時期にもう1冊でており、こちらも読みやすいと評判です。
合わせて読んでもみてもいいかもしれませんね。
最後に「たぱぞう」よりも「ぱたぞう」の方が言いやすい(>_<)
失礼しました(^-^;