もしかしたら、その保険いらないかもしれません。
ちなみに私は保険の見直しで9万円節約できました。
ということで、私の実体験にもとづいた固定費の見直し、特に保険の見直しについてお伝えします。
みなさん保険は加入してますか?
・生命保険
・学資保険
・個人年金保険
どれか一つは必ず加入しているのではないでしょうか。
日本人の約8割は何かしらの保険に加入しています。
私は2種類の保険に加入してました。
・医療保険
・生命保険
しかも生命保険は
・死んだ時の葬儀代の積立保険
・死んだ場合の収入保障保険
・2人目の学資保険の変わりにドル建て保険
・投資もかねた運用型の積立保険
・余剰資金を預けておく豪ドル建て保険
こんなに加入してました(^-^;
今考えると、とても正常な判断ができていなかったなと反省します。
なぜこうなったかのかというと、ファイナンシャルプランナーに言われるがままに保険に加入してしまったからです。
その時の体験談はこちらで詳しく解説してます。
≫ 家計の見直しは自分で考えよう【ファイナンシャルプランナーの良し悪し】
要するに
自分で考えることを放棄していました。
その時は、考えているつもりでしたが、今思えばそれは自分の考えではなく、ファイナンシャルプランナーの考えでした。
そこで、みなさんにも同じような過ちを犯さないで済むように、私の失敗談を参考にして頂ければと思います。
この記事では
・なぜ不要だと考えたのか
・何を解約したのか
・解約するとどれだけ損してしまうのか
・節約できたお金はどうするのか
この点について解説していきます。
今から保険の加入を考えている人、または見直しを検討している人はぜひ最後までご覧ください。
ちなみに私は子供2人の4人家族、世帯年収750万円程度の普通のサラリーマンなので、多くの方の参考になるのではないかと思います。
結論
・生命保険は手数料が高い、医療保険は貯金で十分
・収入保障と豪ドル以外は解約、医療保険は変更
・約180万円の損失でした
・つみたてNISAを開始してます
詳しく知りたい方は続きをどうぞ。
また、こちらの書籍を参考に保険について考えてます。
【固定費の見直し】その保険いりませんよ:保険にいくら支払っていたのか
上記でも述べましたが私が加入していた保険は
医療保険と生命保険です。
医療保険は私と妻の2人分で、それぞれ約5,000円支払っていました。
保障は一般的な内容で
・がん診断特約100万円
・抗がん剤治療特約10万円
・その他
このような内容です。
生命保険は
・1人目の学資保険の変わりに積立保険
月26,000、17年間、530万が580万になる生命保険、死亡保障1,000万
・死んだ時の葬儀代の積立保険
月5000、60歳で196万が217万になる生命保険、死亡保障300万
・死んだ場合の収入保障保険
月1,400、20年間、亡くなったら毎月10万円入るの収入保障保険
・2人目の学資保険の変わりにドル建て保険
月25,000、米ドル建て、生命保険、死亡保障1,500万
・投資もかねた運用型の積立保険
月25,000、変動型保険、死亡保障1,500万
・余剰資金を預けておく豪ドル建て保険
250万一時払、豪ドル建て、10年満期、為替が同じなら約30万プラス
合計月92,800円
医療保険と合わせると
総合計102,800円プラス250万円の預入
【固定費の見直し】その保険いりませんよ:なぜ不要だと考えたのか
まず私の大きな勘違いとして、
・保険は貯金の変わりになる
・保険は増える
要するに保険は
と本気で思っていました。
しかし、これが大きな間違いでした。
保険は貯金の変わりになるのか?
なりません!
積立型・貯蓄型の将来増えると言われている保険は、途中解約したら大きく損をします。
それこそ、20年程度は払い続けてやっと少し増えるレベルです。
仮に3年で手元にお金が必要になり解約したら6割も返ってきません。
10年預けても9割以下の場合がほとんどです。
これでは貯金とは言えません。
自由に使える現金はちゃんと別に確保しておく必要があります。
保険は増える?
先ほど述べたように、保険が増えるのは20年以上の長い時間をかけてようやく少し増えるレベルです。
さらに、それがドル建てなど商品であれば、その時の為替の影響も考慮しないといけません。
20年後の為替を予想するなんて無理です。
それこそギャンブルになってしまいます。
また、あなたが支払っている保険料のうち、半分は手数料・保険会社の給料・広告費などに使われています。
残りの半分で、積立や運用にまわしているだけです。
仮に月3万の運用型保険なら、1.5万しか運用に使われません。
それなら自分で3万円を運用した方が絶対にお得ですよね。
結局は保険会社も運用には投資を用いているのでやることは変わりません。
ただただ高い手数料を払って、投資運用をお願いしているだけなんです。
だから私は保険を解約することにしました。
医療保険はいるのか?
医療保険に関しては、いらないと考えています。
例えば私の加入していた保険ですが、
年間6万円の支払いになります。
2人で12万円です。
10年で100万円です。
一方保険は、入院保障を最大まで使っても1回60万円です。
このお金5年あれば、貯金で補えます。
よく聞くのは、医療保険の入院保障で儲けようと思っている人がいます。
しかし、それでは目的が変わってます。
「長年保険を支払って、ようやく使う機会がきたからできるだけ使わないともったいない」
こんな事、思ってダラダラと入院期間を延ばす人もいます。
それなら、加入しなければいいですよね。
特に20代や30代の人が10年以内に長期入院する可能性なんて数%です。
そのために、毎月5,000円は高すぎます。
あなたは毎月宝くじを5,000円買い続けることができますか?
【固定費の見直し】その保険いりませんよ:何を解約したのか
結果
・生命保険は収入保障保険と豪ドルを除いて全て解約
医療保険も本来であれば、必要ないのですが、どうしても妻が心配だということで、最低限の保険に入りました。
月2000円で、しかも保険を使わないと毎年6000円戻ってきます。
実質年間の負担額は18,000円です。
生命保険は、万が一私が死んだ場合のことを考え、子供が20歳になるまでの間の収入保障保険のみ残しました。
この保険は年間17,000円程度です。
この保険は、私が死んでから毎月10万円子供が20歳になるまで支払われます。
10万円では足りないように感じるかもしれませんが、私の場合は住宅ローンもなくなるため、家賃もいらなくなります、そして遺族年金も貰えるので、合計で私の手取り分ぐらいにはなります。
このあたりは、各家庭によって異なりますので、一度比較サイトで保険を見比べて下さい。
あくまでも最低限で大丈夫です。
またファイナンシャルプランナーに相談しても、いいですが自分でも考えて下さいね。
価格.com – 保険 比較・見積もり・相談 | 国内最大級総合保険サイト
この結果、毎月の支払いは約10万円から7,000円程度まで下げることができました。
約9万円の支出減です。
【固定費の見直し】その保険いりませんよ:解約するとどれだけ損してしまうのか
上記のように今までの積立を解約したため、
約320万の現金が返ってきました。
しかし、本来の積立額は500万円だったため、
180万の損をすることになりました。
この損失は大きいです。
正直迷いましたが、今後のため、高い勉強代と思って割り切りました。
みなさんも、私のような過ちは犯さないように気を付けて下さい。
【固定費の見直し】その保険いりませんよ:節約できたお金はどうするのか
手元に320万円と月々9万円の余裕ができました。
私の第一の選択は投資信託を「つみたてNISA」で運用することです。
私と妻と2人で月66,666円の積み立てです。
もちろん、減るリスクもありますが、期待できる運用成績はこちらです。
積み立て分で1,600万円あるので、
・4%なら845万
・5%なら1140万
これだけ増える計算になります。
保険とは比べ物にならないのが分かると思います。
さらに、積み立てを増やせば、老後資金にもなります。
また、いつでも現金化できる点も安心です。
また、320万円は日本の個別株などを購入し、さらに将来の資産アップに繋げていこうと思っています。
現在までの成績はこちらです。
≫ 【2020年5月】楽天つみたてNISA運用実績【株価回復か⁉】
≫ 【2020年5月】ネオモバは儲かるのか?【投資実績から解説します】
投資信託について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
【固定費の見直し】その保険いりませんよ:まとめ
結論
・生命保険は手数料が高い、医療保険は貯金で十分
・収入保障と豪ドル以外は解約、医療保険は変更
・約180万円の損失でした
・つみたてNISAを開始してます
・儲けよう