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リハビリが痛い場合の対処法【肩を中心に解説します】

困っている女性
リハビリの時、痛みがあるけど我慢した方がいいの?
対処法があれば教えて。

こんなお悩み解決します。

病院などでリハビリを受けている人の中には、「痛みが強くてもうリハビリを受けたくない」と思っている人も多いのではないでしょうか。

「でも治療のためだから我慢しないといけないはず」と思って我慢してリハビリを受けている人もいると思います。

しかし、その痛み本当に我慢する必要があるでしょうか?

私は理学療法士歴11年です。

そのうち、約6年は肩の患者さんを中心にみてきました。

その経験の中で、今までの患者さんから様々な痛みの訴えを聞いてきました。

そこで今回は、その経験から肩を例にして、痛みを種類別に分け、「我慢してリハビリを受ける必要があるのか」、「我慢しない方がいいのか」、その時の対処法などについて解説していきます。

肩の腱板断裂の手術後の経過を知りたい人はこちらの記事をご覧ください。

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リハビリが痛い場合の対処法:炎症による痛み

怪我

炎症による痛みとは主に

・怪我をした直後
・手術した直後

などに伴う痛みのことです。

この痛みの特徴として、安静にしている時や夜寝ている時にも疼く(うずく)ような痛みが出現します。

また、肩周囲に熱感を伴う場合もあります。

一般的に炎症は4週間前後は続きます。

そのため、この時期に何をしても痛みがある人の対処法は

基本的に安静
です。
ただし、4週間も安静を続けると、肩が硬まってしまうため、痛みのない範囲で肩を動かしてもらう必要はあります。
もし、この時期にリハビリの人の力が強いと感じる場合は、遠慮なく力を弱くしてもらうようにして下さい。

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リハビリが痛い場合の対処法:関節にストレスがかかることによる痛み

手を上げる

関節にストレスがかかる痛みとは、

腕を上げた時に関節がつまる

この様な状態で痛みを感じる人は、関節にストレスがかかっている可能性があります。

この痛みの特徴としては、安静にしている時や夜の疼きはなく、また自分で動かせる範囲であれば痛みはありません。

しかし、リハビリの人に自分で動かされる以上に動かされると痛みが出現します。

この時の対象法は

我慢せず痛いから辞めて下さいと言いましょう

多くの場合、リハビリの人の技術不足で本来感じなくてもよい痛みが出現している可能性があります。

もちろん、100%リハビリが悪いわけではないですが、時期によっては手術後であれば手術した部位にもストレスがかかり大変危険です。

遠慮せず、「関節がつまって痛い感じがします」と伝えてみて下さい。

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リハビリが痛い場合の対処法:筋肉の硬さによる痛み

肩のマッサージ

筋肉の硬さによる痛みとは

・肩こりのようなしこりを押されて痛い
・関節を動かされると筋肉がつっぱる感じがする
このような痛みのことを言います。
この痛みは、筋肉が硬くなっていることが原因です。
そのため、しこりの部分を押されたり、硬い部分を伸ばされると痛みを感じます。
この時の対処法は
・我慢する
・硬い部分を温める
です。
この痛みが出現する人は、筋肉が硬くなっていることで関節がうごかなくなっています。
これはリハビリの人に柔らかくしてもらう必要があります。
その際には、どうしても痛みを伴うため多少の我慢が必要です。
それを和らげるために、リハビリの前にホットパックなどで硬くなっている筋肉を温めることをオススメします。
筋肉は温めることで、柔らかくなる性質があるため、どうしても痛みが強く我慢できない人はリハビリの人にホットパックをお願いしてみましょう。
また、自宅でも有効なため、こちらの商品などを利用して温めても痛みが軽くなる可能性があります。
注意点としては湿布との併用は避けて下さい。火傷の危険があります。

リハビリが痛い場合の対処法:筋肉に負荷がかかる痛み

エクササイズ

筋肉に負荷がかかる痛みとは

腕を上げるなど肩に力をいれると痛みが強くなる
このような痛みのことです。
特に手術後などで、筋力が落ちている人が出現しやすいです。
原因は筋力が落ちていることなので、筋力がついてくると痛みは軽減してきます。
この時の対処法は
負荷を減らす
です。
要するに現在の筋力に対して、リハビリで行っている運動の負荷が強すぎる場合に痛みが出現します。
そのため、リハビリの人に負荷量を減らしてもらうようお願いしましょう。
特に肩の腱板断裂の手術後であれば、負荷は本当に少なくてOKです。
必要以上に負荷が強くなっていないか確認してもらいましょう。

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リハビリが痛い場合の対処法:まとめ

まとめ

痛みの種類によって対処法は変わってくるため、もう一度、自分の痛みがどのような痛みなのか確認してみましょう。

痛みの種類を他人に伝えるのはすごく難しいです。

なぜなら、その痛みを感じているのはあなただけだからです。

どんなに共感できても、痛みの程度や種類はあなたでないと分からないのです。

そのため、

・いつ
・どんな時
・どのような

痛みがでているのかをリハビリの人に伝えましょう。

そこから、ある程度は痛みの種類が分かります。

リハビリの人も間違えることや技術が未熟なことはもちろんあります。

あなたの痛みの訴えで治療が上手くいく場合もあります。

遠慮せずに痛みはしっかりと伝えていきましょう(^^)

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