投資信託を始めるべき理由について解説していきます。
この記事を読んでいるということは、「まだ投資を始めていない」か、「始めたばかりの初心者の方」ではないかと思います。
本当に投資を始めるべきなの?
と疑問に思っている人も多いでしょう。
もちろん私も「投資なんてギャンブルだ!」、「コツコツ貯金するのが正解だ!」と思っていた1人です。
しかし、真実は違いました。
私は30代の共働きで子供が2人いる、ただのサラリーマンです。
年収もごくごく平均的な普通の家庭ですが、
そんな普通のサラリーマンだからこそ投資信託を始めるべきだと気づきました。
今回は、特に30代の共働き夫婦こそ投資信託を始めるべき理由について解説していきます。
結論
・今後、物価は上昇する
・保険での積み立ては危険
これが結論です。
これらのことについて深堀して解説します。
また、よく投資初心者の方は個別株をイメージすると思いますが、ここでオススメしているのは投資信託です。
投資信託を始めるべき理由:銀行の金利が低い
みなさんがよく利用している銀行貯金ですが、金利はどれくらいかしっていますか?
たった0.001%です。
100万円貯金しても、1年間で10円です。
これから約20%の税金が引かれるので、受け取り額は8円です。
1回でも引き出し手数料取られたらマイナスです。
これではお金は増えません。
でも昔は違いました。
1980年代の普通預金の金利は年2%、10年定期で8%です。
普通に預けておくだけで100万円が102万円になっていました。
そんな時代があったんですね。
なので、両親やもう少し上の世代の人達は貯金が大好きなのです。
ただし、現在でそれは通用しません。
将来は分かりませんが、現時点で貯金するだけでは増えないのです。
ではどうすればいいのか?
この答えが投資信託です。
もちろん投資なので減るリスクはあります。
しかし、そのリスクをとることで、年間3~5%程度の利息を受け取れる可能性があります。
あなたはどうしますか?
ただ、どうしても銀行に預けたい人は楽天銀行を利用してみて下さい。
あることをするだけで、0.1%の金利で預けることができます。
もちろん無料です。
こちらの記事で解説してます。
≫ 楽天銀行と楽天証券は同時開設がオススメです【メリット教えます】
投資信託を始めるべき理由:今後、物価が上昇します
言葉の通りです。
今後も物価は上昇していきます。
あなたが子供の頃を思い出し下さい。
私が思いつくのは、
・週刊少年ジャンプ 170円 → 260円
・ポテトチップス 100円(100g) → 100円(60g)
もちろん正確な数値ではありませんが、結構値上がりしてます。
一つずつだと大したことないように思いますが、全体的に少しずつ物の値段は上昇しています。
ポテトチップスは物価の上昇とともに少しずつ中身を減らして価格調整しているようです。
これも、立派な物価の上昇ですね。
このように年々物の価値が上がっています。
では、私たちの給料はどうでしょうか?
・約20年前は465万 → 現在は420万
減ってますね(-_-;)
これではお金に困ってもしかたがないです。
だから、給料だけでは生活が苦しくなるばかりです。
仮に物価が2%上昇していったとすると、
今貯金している1,000万は5年後には904万ほどの価値にしかなりません。
つまり、現金をもっているだけでは、それだけでお金が減っていくようなものなのです。
ではどうしたらよいのか?
やはり投資信託です。
投資信託を保有していれば、それを現金に戻す際は、その時の現金の価値でお金を受け取ることができます。
物価上昇のリスクに備えることができるのです。
投資信託を始めるべき理由:保険での積み立ては危険
学資保険や積み立ての生命保険、ドル建て保険などに加入していませんか?
これは特に子供のいる世帯に多いと思います。
「銀行の金利が低いなら、返戻率の高い学資保険や生命保険に加入すれば、ただ貯金するよりも増えるだろう」と言う人がいると思います。
その考え方自体は間違っていません。
しかし、見た目での返戻率に惑わされていませんか?
よく、学資保険や生命保険のパンフレットに満期で110%などと書いてあることがあると思いますが、これは年利ではありません。
例えば、毎月1万を20年間、返礼率110%の保険で貯蓄した場合の年利をみてみると
・年利にすると0.93%
先ほどの銀行の金利が0.001%だったので、たしかに銀行に預けるよりはお得です。
しかし、仮に銀行の金利が1%に上がったらどうしますか?
その保険を解約して、銀行に預け直しますか?
多くの積み立て保険は満期になる前に保険を解約すると大きく損をするようにできています。
私も実際に多くの保険に加入していましたが、ほとんど解約しかなりのマイナスになりました。
こちらの記事で詳しく解説してます。
≫ 【固定費の見直し】その保険いりませんよ【私は9万円節約できました】
また、貯蓄型保険や積み立て保険は結果的には保険会社が変わりに投資で運用しているだけなんです。
ではなぜそんなに利息が低いのか。
答えは、運用前に保険代と多くの手数料を取られているからです。
そのため、実際に運用に回されているお金は半分以下とも言われています。
なので、将来の子供のためにお金を増やしたいのであれば、
自分で投資信託で積み立てをするのが一番効率がいいということになります。
もちろん、投資信託は100%保障ではありませんので、ギリギリの生活資金の中で行うことはおすすめしません。ある程度の余剰資金で行う必要があります。
余剰資金を捻出したいなら、こちらの記事が参考になります。
≫ お小遣い制はありえない【もっと簡単に貯金を増やす方法教えます】
あたなは保険貧乏になっていませんか?
その保険料で将来のために投資信託をコツコツ積み立てていく事も選択肢の一つとして考えてみて下さい。
保険は最低限の安い物を、その他のお金は自分で投資にまわしましょう。
投資信託を始めるべき理由:まとめ
結論
・物価が上昇したら現金だけではリスクがある
・貯蓄型の保険は手数料が高すぎる
最終的な判断をあなたが決めることです。
ただし、親に言われたから、友達にすすめられたから、ファイナンシャルプランナーが提案してくれたから、などなどの理由だけで決めるのはやめて下さい。
それらはあくまでも参考程度にし、自分で一度しっかりと考えて下さい。
結果的にどうなろうと誰も助けてはくれません。
あなたのお金です。
一度じっくり考えてみましょう(^^)
参考程度に私の投資の経過記事を置いておきます。
≫ 2020年3月】楽天つみたてNISA運用実績【ついに暴落です】
≫ ネオモバ【SBIネオモバイル証券】は本当にオススメなのか?