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子供が窒息したらどうしますか?【対処法を確認しておきましょう】

  • 2019年9月8日
  • 2019年12月15日
  • 子供
  • 80view

今お子さんが窒息していて困っているあなた!

すぐに119番通報して下さい。

5分で意識がなくなりますよ!

そして下記を参考にすぐに応急処置を始めて下さい。

政府広報オンライン

助けられるのはあなただけです!

緊急性がない人も一度チェックしておいて下さい。

いざという時に対応できないと自分の子供を助けられないかもしれません。

これ以降の記事は、政府広報オンラインの内容を要約したものや抜粋したものに、私の実体験を書いています。

興味があれば読んでみて下さい(^^)

子供の窒息はどれくらいいるのか?

H29年度の厚生労働省の年齢別「不慮の事故」による死亡原因の発表によると、

・0歳:7割以上が窒息

・1~4歳:3割が窒息、3割が交通事故

・5~9歳:1割未満が窒息、5割が交通事故、2割以上が溺死

と報告されており、小さいお子さんほど窒息で亡くなっていることが分かります。

このうち、窒息の内訳は、

・就寝時(28%)

・胃内容物の誤えん(27%)

・食物の誤えん(17%)

※誤えんとは、食道に入るべき食品や唾液等が誤って気管(肺の方)に入ることです。

また、食べ物の窒息死は14歳以下の子供のうち、6歳以下の子供だけで84%を占めていたとの報告もあるため、食べ物による窒息はほとんどの場合、小学生未満の子供であることが分かります。

窒息する食べ物は何がある?

報告によると

・菓子類(マシュマロ、ゼリー、団子など) 11 件
・果実類(りんご、ぶどうなど) 5 件
・パン類(ホットドッグ、菓子パンなど) 4 件
・肉類(焼肉、唐揚げなど) 3 件
・その他の食品(餅、寿司、チーズ、そうめんなど) 8 件
・原因となる食品不明 72 件

これらの食品が上がっていましたが、不明がほとんどのため、どんな物でも窒息の可能性があることが分かります。

食品以外では、

・ビー玉、おはじき
・ビーズのおもちゃ
・小さなボール
・おもちゃの弾丸
・ブロック
・食品のおもちゃ

などいろいろとありますが、やはり小さい物が多いです。

食品以外での窒息は、3歳未満の何でも口の中に入れる時期の子供に多いため、その時期のお子さんがいる家庭は要注意です。

特に3歳未満の子供は、口の大きさは4㎝で、のどは1㎝しかないそうです。

そのため、口の中に入ってものどでつまらせることが多いみたいです。

窒息している時の対応はどうしたらいいか?

窒息している時は、自分の喉を親指と人差し指でつかむ万国共通の「窒息サイン」(チョーキング・サイン)という物があり、すぐに分かると思います。

しかし、小さいお子さんでははっきりと判断できない場合があるため注意が必要です。

お子さんのサインとしては

・はこうとする

・口に手を入れる

・声をだせずにぜえぜえする

・鼻をふくらませる

・顔色が悪くなる

などの反応がみらると思います。

この反応がみられたら時間との勝負です!

窒息から5分で呼吸停止(心停止)

さらに5分後には脳に障害

さらに15分後には脳が死にます

救急車の平均到着時間は8.6分かかるそうです。

そのため、第一選択としてはすぐに119番通報しましょう。

とはいえ、救急車呼ぶのは何となく躊躇(ちゅうちょ)してしまいますよね。

でも、子供が死んで後悔するよりも誤報で恥をかくほうが何倍もいいに決まってます。

ためらわず119番通報しましょう。

次に応急処置です。

詳細は政府広報オンラインこれを一読して下さい。

簡単に説明すると3パターンあります。

①背部叩打法(背中をたたく):5~6回を1セット

②胸部突き上げ法(胸を圧迫する):5~6回を1セット

この2つは交互に行うとより効果的なようです。

③腹部突き上げ法(ハイムリック法):1歳以上

背後から両腕を回して、片方の手を握りこぶしにし、子供のみぞおちの下に当てます。もう片方の手をその上に当てて、両手で腹部を上に圧迫します。これを繰り返します。

たまに、掃除機で吸い込んだという情報を耳にすることがあると思います。

しかし、これはあまりおすすめできないそうです。

・ノズルでかえって奥に押し込んでしまう

・舌を吸い込む

・吸引力で肺を傷つける

これらのリスクがあります。

そのため、まずは上記の3つをためして下さい。

それでもだめなら、最終手段として掃除機と考えておいてください。

最近はこういった商品もあるようです。

私の実体験

私も子供が一度だけ、窒息しかけたことがあります。

ちょうど4歳になるかならないかぐらいの時です。

お菓子が大好きな息子はいつものようにお菓子を食べていました。

じっとしているわけもなく、動き回りながら食べている息子に冗談で

「そんなに動きながら食べてたら、のどにつまらせて死んじゃうよ」

と言っていました。

まさにその時です。

息子の様子がおかしい

のどに手をあてながら、ゲホゲホいいだしました。

最初は冗談かと思いました。

しかし、息子は足をバタバタしながら、よだれを垂らしています。

顔は真っ赤です。

本当につまらせたんだと思った私はすぐに腹部圧迫を開始しました。

正式なやり方を知っていたわけではないですが、どこかでみたことがあったハイムリック法のようなことをとっさにしていました。

しかし、なかなかでてこない。

時間にしたら1~2分だったと思いますが、やってる最中はもっともっと長く感じます。

ようやく、つまっていた物がでてきてほっとしました。

つまっていたものの正体は飴玉でした。

2㎝ぐらいでしょうか、ちょっと大きめの飴です。

この時の失敗としては救急車を呼ばなかったこと。

今回はたまたまでてきたからよかったですが、万が一でていなかったら本当に後悔していたと思います。

みなさんも気を付けて下さい。

まとめ

窒息したらまずは119番通報して下さい。

しかし、その前に自宅の環境を見直して下さい。

子供が口にしそうな物が床に転がってませんか?

子供の成長に合わせて食材を小さくしてますか?

危険を予防することからはじめませんか?

そして、万が一に備えて、対処法を確認しておきましょう。

ちょっとでも参考になればうれしいです(^^)